水道料金滞納後の流れは?

水道代が支払えない!どうしよう!?

 

 

水は人が生きていく中で必要不可欠なもの。水道代として2か月に1回の支払いをしていますが、その金額はそこまで高額になる物でもありません。でも、今はいろんな面で税金がかかるものとなっており、その金額は決して安いものではありません。反面、お給料はなかなか上がらないのですから大変。いろんな出費が重なって、水道代が支払えなくなってしまった…なんて話も珍しくないのです。長い人生ですから、何が起こるかわかりません。水道代が払えない!?…なんて事態になってしまった場合、その支払いは待ってもらえるのでしょうか?

 

水道は、ガスや電気と同じ公共料金となります。絶対に必要なものであり、生活においては基本。支払えなかった時に対応はそれぞれが違いますが、対応の厳しさも違うもの。どちらかというと、水道はガスや電気に比べて、滞納時に柔軟に対応してもらえるといった話がよく聞かれます。

 

もしも事情があって期限まで支払えなった場合はどうなるのでしょうか?すぐに水道が止められ、使えなくなってしまうのでしょうか?支払いが遅れた分、延滞金が発生するのでしょうか?無事に支払いを済ませて、いったん止められた水道はすぐに開栓してもらえるのでしょうか?

 

 

納付期限を過ぎると…

 

 

水道が各家庭につつがなく支給されるには、その地域を管轄する水道局による働きが無視できません。引っ越したらまず、管轄の水道会社に連絡して開栓してもらい、水が使えるようにしてもらいます。支払えなかった場合の対応は、各水道会社によって若干違うものとなっていますのが、おおまかな流れは同じ。水道局から送られてくる納入通知書に記載されている納付期限までに支払いが確認されないと、督促状が発行されます。この督促状を無視していると、今度は勧告状が送られてくることになりますが、地域によっては2番目の勧告状をすっ飛ばして、3番目に送られてくる給水停止予告書が送られてくることもあります。

 

この給水停止予告書に記載された期限までに支払いが確認されないと、いよいよ給水停止がおこなわれます。つまり、水の使用ができなくなる…という事です。ちなみに、給水停止予告書は郵送で送られてくる方法だけでなく、担当する職員が直接自宅に持ってくる場合もあります。その方が、なぜ支払いが滞っているのかを知ることができ、場合によってはなんらかの手助けができるかもしれません。

 

水道はライフラインの一つとしてとても重要なものであり、命にも関わりかねないものです。納入通知書に記載されている期日までに支払わなかったとはいえ、すぐに水がストップされるわけではないのです。

 

 

納期を過ぎても納付書は使えるのか?

 

 

水道料金の支払いをうっかり忘れたままにしてしまった…なんて経験をした事は、誰もが一度はあるかもしれません。口座からの引き落としにしていれば、入金不足で督促状が来たりして気が付くでしょう。送られてくる振込用紙で支払っている場合、多少過ぎてもコンビニで支払おうと試みる人もいるはず。でも、水道代金の期日過ぎての支払いは、レジで受け付けてもらえる場合と受け付けてもらえない場合があるので注意が必要。

 

納付期日を過ぎている納付書が使用できない場合は、他の方法での支払いになるので、まずは管轄の水道局に問い合わせをしないといけません。使える場合というのは、発行日から1年間は支払いできるように、バーコードで設定されているのです。

 

期限切れで支払えなかった場合は他の方法で支払うことになるのですが、地域によってその支払い方法が異なるものとなります。督促状といった請求書が再発行が送付されるので、それで支払いをする。直接水道局にいって支払わなくてはいけない。郵便局で支払う、水道局に指定された口座に振り込む…などなど、管轄の水道局によってやり方が違うので、まずは連絡して支払い方法について確認すると安心です。

 

 

給水停止予告が実行される時

 

 

督促状を送っても滞納したままでいると、最終的に給水停止予告がされるわけですが、これが送られてきたからと言ってすぐに止まるわけではありません。ただ、確実に水道が止められるカウントダウンが始まったという事なので、早いうちに支払うにこしたことはありません。

 

給水停止予告までに支払いが確認できないと、いよいよ給水停止通告…つまりは最終通告がなされます。ここでも数日間は納入期限が新たに設定されていると…意外と最後の最後まで待ってくれることがわかります。ただ、それも管轄する水道局によって異なるので、給水停止通告をしないところもあるので要注意です。事前に「この日までに支払わないと止めちゃいますからね」と通告しているのですから、わざわざ最終通告する必要なんてない…と考えているのです。ですから、一般的には給水停止予告が来た段階で、なんらかの対策はする必要があるといえるのです。

 

そして、給水停止日に支払いが確認されないと、ついには閉栓。家に誰もいなくても作業はできますので、問答無用で水道が止められることに…。作業が終了すると、給水停止通知書がポストなどに入れられます。

いつまで滞納すると水道は止まるの?

水道局は、いつまで待ってくれる?

 

 

水道料金は、どのくらいの期間に渡って滞納してしまうと止められてしまうのでしょうか?それは、各自治体の水道局によって異なるので、一概にいうことはできません。ですが、大体最初に届く納入通知書の納付期限から、約2か月ほどの執行猶予が設けられていることがほとんど。この2か月間の間に、督促状や勧告状などの書類が送られることとなるのです。下記は、いくつかの代表的な水道局の対応です。

 

札幌水道局…支払期日から4か月後
仙台水道局…支払期日から3か月後
長野水道局…支払期日から4か月半ぐらい
東京都水道局…支払期日から3〜4ヶ月後
横浜市水道局…検針日から3〜4ヶ月後
名古屋市水道局…状況次第
大阪市水道局…1ヶ月滞納し、支払期日を2回無視した場合
広島市水道局…支払期日から2ヶ月後
高松市水道局…検針日から3ヶ月後
福岡市水道局…支払期日から40日以降

 

どの水道局も、すぐには停止しないようです。3〜4カ月たっても支払われないと、停止といった措置を取っているところがほとんど。未納料金がどうしても一括できない場合に分割で支払う事はできるのか…それに対しては、相談に乗ってくれるところもあるようです。まずは、相談してみるのがいいのかもしれません。

 

 

滞納した場合の対応

 

 

水道料金は、上水道と下水道の2種類が構成されています。支払をしないで放置すると、督促、納付勧奨および催告、給水停止予告、給水停止といった順番で対応がされることになります。

 

@督促…納付期限までに支払わなかった場合、水道局から督促状が届きます。この督促状には、再度納付しなければいけない期限が記載されています。

 

A催告…督促状に記載されている納付期限までに水道料金が支払われない場合、延滞料金を取られます。最悪、地域によっては水道を止められることもあります。

 

B給水停止予告…催告状を無視して水道料金を支払わないでいると、「水道を止めますよ」といった予告状が届きます。

 

C給水停止…最終勧告。記載されている期日までに未納分と延滞金が支払われていないと、水道が止められて使えない状態になります。

 

ほとんどの人が、水道が使えないと困るので止められる前になんとか支払おうとしますが、止められても支払わないとままでいると、裁判所に訴えられることもあります。この場合、確実に負けます。裁判では、争うというよりも支払い方法についての話し合いの場になります。給料や口座が差し押さえられる場合もありますが、ここまでやる可能性は低いかもしれません。

納入期限の引き延ばせる?

まずは相談

 

 

水道代が期限日までに支払えない…そんな時、水道局に相談したら納入期限を引き延ばしてもらえるのでしょうか?実は、水道は自治体の事業としておこなわれることがほとんどなので、民営でおこなわれる電気やガスよりも猶予してもらえる可能性があります。

 

水道料金の納入期限は、水道料金の支払い請求が2カ月に1回ということもありそれほど長くはありません。クレジットカード払いであればあまり気にすることもありませんが、払い込みの場合であれば納入通知書の発行日から10日〜15日前後に設定している地域がほとんどです。地域によっては毎月徴収するところもあるようですが、その場合は納期を長めに設定しているようです。

 

水道は重要なライフアインですから、自治体が水道を止めるとなると、長期間での滞納もしくは高額の滞納金額です。払えるのに払わないで踏み倒そうとしている人は論外ですが、どうしても払えない滞納者に対しては、それなりの対応を考えてくれたりします。問答無用で止めるほど強制対処はして来ないのです。きちんと事情を説明し、払う意思を見せることで引き延ばしに応じてくれることもあるのです。待ってもらう事ができるのか、分納にすることは可能か…まずは相談してみましょう。

 

 

相談は早めに

 

 

自治体に対して相談する場合は、遅くての給水停止通知書が来た時点ですぐに行くようにしましょう。地域によっては給水停止通知書が送られない場合もあるので、その場合は督促状が来た時点で水道局などに相談する必要があります。ただ、給水停止を待ってもらい納入期限を伸ばしてもらうには、それなりの理由が必要となります。払えない理由があるのは当然ですが、しっかりと払う意思があることも必要なのです。

 

給水停止が猶予されるには、自治体によって違いはあるものの、大体が生活に困窮している、病気やケガで払えない、災害で財産などが失われて払えないなど。また、一部のお金を納入することで、残りの未納代金も納入することが期待できるとして待ってもらえることもあります。こののような本当にやむを得ない理由があり、それをきちんと伝えることで納期期限を延ばしてくれることもあるのですが、その際に納入誓約書へのサインを求められることもあります。この場合、これは拒否しないで素直にサインする姿勢が大事です。もちろん、サインしたからには守らないといけません。

 

また、分納して支払うといった方法もあります。地域によっては、滞納額の数割程度を支払う事で、残りを分納できる自治体もあるので、分納についての相談もしてみましょう。

延滞金は発生する?

延滞金は地域によって違う

 

 

水道代金を支払わず、ついには水道を止められてしまった…なんて状態になると、水が使えなくなるだけでなく滞納金が発生してしまう場合もあります。滞納金が発生するかしないかは地域によって異なり、例え発生するとしても金額が異なります。しかも、督促手数料といった費用が加算されることもあり、100円程度と少額なことが多いようです、督促状の発送や委託職員の訪問などにかかる費用を請求されることもあるのですから、あまり喜ばしいものではありません。

 

・奈良県香芝市
督促状1通につき100円の督促手数料。納付期限後一ヶ月以内の場合は7.3%、一ヶ月以降の場合は14.6%の延滞金が発生します。

 

・横浜市水道局
現時点ではなし

 

・兵庫県明石市
遅延損害金(水道料金× 利率× 日数/365日)がかかります。ただし、水道料金2,000円以上で1,000円未満は端数を切り捨て。利率は年5%で、納期限の翌日から支払った日までの日数にかかります。ちなみに、下水道料金の場合は、「下水道使用料× 利率× 日数/365日 = 延滞金 」同じく2,000円以上を対象1,000円以下切り捨て、督促状の指定納期限までが年2.8%で、それを過ぎると年9.1%となります。

 

しかも、支払い方法をクレジットカード払いにしている場合は、こちらの方でも問題が発生するものとなります。個人信用情報機関に金融事故として登録されてしまうのです。一度登録されると数年間は消えないので、その間にお金を借りるのが厳しくなってしまいます。

 

 

水道料金は債務整理しても意味がない

 

 

水道料金や電気・ガス料金などの公共料金と呼ばれる支払の滞納は、借金と同じ扱いになります。つまり、債務整理できるという事。ただ、公共料金を債務整理するメリットというのは、一つもありません。

 

逆にデメリットがたくさんあるぐらいです。水道やガス、電気などの公共料金を滞納して債務整理するということは、今後、同じ地域でこれまで通りに利用することができなくなるということなのです。滞納分がチャラになっても、使えないのでは意味がありません。地域で管理している水道局はいくつもあるわけでないので、別の水道局と契約を結ぶとなると、他の地域に引越ししなければならず…それこそ余計な出費がかかって大変です。そんな苦労をするぐらいであれば、水道局に事情を説明して、滞納分の支払い方法について相談するほうがマシです。

 

水道は、毎日の生活において必要不可欠なもの。使用できなければ困るものなので、お金が払えないからと言って債務整理をしても意味がないもの。債務整理は考えず、払える方向で解決するようにしましょう。

ついに水道が止められてしまった!困った時はキャッシング!

 

気がついたら水道が止められていた…なんて経験、ウソのようですが本当に体験したことがある人も少なくありません。督促状などが発行されていたけれども、他の郵便物と混じってしまい気が付かずに放置してしまったなんて事や、請求書を確認したけれども、支払いに行くのをすっかり忘れてしまった…なんて事で逃してしまう事も。どちらにしろすぐに支払いをすれば、開栓してくれるのですが、お金がなくて支払えない場合は…困ったモノです。そんな時は、キャッシングでお金を一時的に借りて、水道代を支払ってしまうようにするのがいいかもしれません。水道はライフラインとして大事な機能であり、一度閉栓されると滞納している金額を一括払いしないと開けてくれません。水不足は命にもかかわる事ですから、一刻も早く開栓してもらえるようにしたほうがいいでしょう。

 

キャッシングを上手に利用することで、水道を止めない、もしくは止められた水道を復活させることができます。水道代はそこまで高額な金額にはならないので、キャッシングでも十分に借りられる範囲内。とはいえ、返済計画はきちんと立てるのを忘れてはいけません。

 

 

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水道料金を滞納したまま引越すとどうなる?

引っ越し先にも請求書が届けられる

 

 

あと数日で引っ越すから、滞納したままにしておこう…なんて考えは、正直甘いです。引っ越すことによって居場所がわからなくなるので、踏み倒しができる…なんてことはありません。残念なことに、こうした考えを持つ人はおり、引っ越し先に請求書が送られてはじめてとんでもない事をしてしまったと反省するようです。たとえ引っ越したとしても、居場所などは簡単に調べられて、支払うまで未納分を請求されることになるのです。水道代の未納は、決してチャラにはならないのです。では、支払いが完了しないまま引っ越してしまった場合はどうあんるのでしょうか?引っ越し先では水道が使えないものとなるのでしょうか?

 

実は、水道代の未納があっても、引っ越し先では普通に申し込めて使える事がほとんど。離れた地域であれば会社そのものが変わってしまいますので、新たに申し込みが可能となるのはイメージしやすいかもしれません。ですが、あまり離れていない地域で、担当する会社も同じだとどうなのでしょうか?意外な事に、これもあまり問題ないようなのです。ただ、使い続けるにはきちんと料金を支払う事が必要。いつまでも未払いのままでは居られないのは確かです。

 

 

水道メーターが水1つ!賃貸マンションでの未払いは?

 

 

引っ越しても未払いの水道代についての請求はされるのですが、ちょっとややこしいのがマンションでの未払い。ほとんどの賃貸住宅では、1世帯に1つの水道メーターが付いていますが、なかには1棟で1つの水道メーターしかないところもあります。この場合の支払いはどうするにかというと、建物の所有者もしくは管理者が一括して支払う事になります。そして、所有者もしくは管理者が、各世帯に水道料金を請求するものとなります。

 

こうした形の賃貸物件では、1世帯ごとの水道料金がわからないので、家賃の中に水道代を入れているところもあります。料金の決め方としては、一括して支払っている料金の平均値を取る事が多く、大体「1ヶ月3千円」といったように、定額で支払ってもらっているようです。水道の使用量は、季節によって大きく左右されることになるので、年間平均で出されることが多いようです。

 

そうした賃貸物件において水道代の未払いをした場合、どうなるのでしょうか?実際にそうした問題はあり、請求してもなかなか支払ってくれないとして困っているようです。両者間にはっきりとわかる未払いについての契約事項があれば、裁判に発展することもあるので、こうしたケースでも「引越せば大丈夫」なんて逃げるのはいけません。

水道料金は地域によって違うのか?

地域によって水道料金が違う理由

 

 

公共料金となる水道代は、一見どの地域も同じ金額のような気がしますが、実は地域によってかかる金額がバラバラ。たとえば、東京都内を見ただけでも違います。安い地域高いを比べると、数千といった差があるのです。ちなみに、平成27年4月に公益社団法人 日本水道協会が発表した水道料金表では、家事用20m3当たりで水道料金が安い地域は富士河口湖町(山梨県)の835円、高い地域は夕張市(北海道)の6841円としています。両者には8倍もの差があるのですから、これにはびっくりです。

 

どうして地域によって水道料金に差が出てしまうのか…それは、水道事業を運営する水道事業所が異なるからです。ほとんどの場合、各市区町村が水道事業体を運営し、その中身は独立採算制を適用。料金も条例で決められるなどしているのですから、同じ水量を使っていたとしても、地域によって水道代金に差が出てしまうのです。

 

水道料金を決める基準は、原水の水質や水源からの距離、地域に住む人口、水道を作った時期などによって決められるようです。利用者が少なければ、それだけ1人あたりにかかる経費が高くなります。水質が劣悪であれば、高い浄水処理能力を持つ施設が必要となります。そうした事から、水道料金が決まっていくのです。

 

 

予想される水道代金の値上げ

 

 

公益社団法人 日本水道協会が発行した水道料金表(平成27年4月1日現在)では、20m3あたりの全国平均料金は3,202円でした。安いところは平均以下だったりするのですが、こうした地域で水道料金の値上げがおこなわれることも…。その理由は、「水の使用量が減った事により収入も減り、水道施設の整備費用などが不足するようになったから」といった、財源のカバーなど。安全・安心して飲める水を確保するために、必要不可欠な値上げといえます。

 

こうした理由による水道代の値上げは、今後各地でますます広がっていくものと考えられます。特に、古い施設がある地域ほど、こうした値上げ問題は避けては通れません。老朽化した管路や浄水施設の更新は、安心して水を使う為には必要。その多くが高度経済成長期に一斉に作られたものなのですから、法定耐用年数40年を超えるものが続々と出てくることは容易に想像がつきます。

 

利用者としては、節水型トレイや浴室のシャワーヘッドを節水タイプに変えたり、洗い物の際に水の出しっぱなしを控えるようにするなどの、節水意識が求められると言えます。それが、値上げする水道代による負担を、少しは軽くすることになります。

水道料金無料物件とは?

水道代金無料物件のカラクリ

 

 

賃貸物件を探している際に、たまに見かける「水道料無料」物件。水道はライフラインの中でも命に係わるものであり、公共料金の一つとして必要不可欠な支払いです。無料で使えるなんて嬉しい限りですが、本当に無料なのでしょうか?

 

答えは、「水道代として請求はされない」です。実は、こうした物件のほとんどが、家賃に上乗せしているのです。その物件の大家さんがまとめて水道局に支払、水道代といった名目で徴収していないだけで、家賃の中にちゃっかり入っているだけでなのです。

 

では、なぜわざわざ家賃に水道代を入れてしまっている…つまりは、上乗せしてしまっているのでしょうか?その理由は、水道メーターのシステムにあります。水道代は水道メーターの口径の大きさと使用した水量で、支払料金が算出されます。ですから、各1世帯に1つの水道メーターが必要となるわけですが、なかには建物に1つしか設置されていないところも…。その場合、当然のことながら個別に徴収する事が出来なくなってしまうので、大家さんが全体の水道料金の平均値や、定額での支払いを請求する事となります。また、先に述べたように家賃に前もって上乗せするといった形を取るのです。

 

 

水道代込み賃貸でのデメリットとは?

 

 

たとえ賃料にあらかじめ水道料金が上乗せされているとしても、定期的に支払わなくていいなら楽…と思えますが、実は入居者と大家さん双方にとってデメリットになることも少なくないのです。まず、入居者側からすると、使用した分よりも多く料金を徴収されているかもしれないといったデメリットが。大家さんにとっては、入居者が一般的な水量よりも多くの水を使用し、多額の水道料金を請求されてしまうかもしれない…といったデメリットがあるのです。

 

実際、ある賃貸マンションでは、入居した人が水槽を持っており、そこに24時間364日水を流しっぱなしにしていたことから、1ヶ月の水道代が数十万といった金額にまでなってしまった…なんて事例もあるのです。この入居者にとってはお得ですが、大家さんからしてみたらたまったもんじゃありません。

 

こうしたデメリットを避けるためにも、水道代無料(家賃に込み)であったとしても、一定量を超えた水の使用が見られた場合は、個別に徴収するといった特約を入居時に結ぶこともあります。いくら水道料無料とはいっても、使い放題とはしていないのです。家賃に水道代が入っている場合は、これまでの自分が支払ってきた水道代がいくらか調べ、その平均値を家賃から差し引いて判断材料にするといいかもしれませんね。

水漏れによる水道代増額は返金してもらえるのか?

水漏れによる支払い義務は?

 

 

水道代がいつもの倍以上!調べてみたら水漏れだった…そんな場合、支払い義務は発生するのでしょうか?答えは、「支払い義務がある」です。

 

トイレやキッチンなどの目に見えてわかる場所ならまだしも、土や壁の中といった目に見えにくい部分だと気が付きにくく、いつまでも流れっぱなしで気がついたらとんでない金額になっていた…なんて事にもなりかねません。使っていない水道代は支払いたくないものですが、破損した水道管が契約者の専有区域にあるとなると、漏れてしまった分の費用は支払わなければいけません。

 

ただし、水道の使用方法に何ら問題があったわけではない、発見が難しい部分での水漏れ、修繕が終わった部分から再び漏れている…なんて場合では、水道料金が減額される場合もあります。地域によって異なりますが、通常使用している水量を超えた金額の5割から7割が減額されるようです。残念ながら、全額返金といった対応はなかなかしてもらえません。また、漏水に伴う水道料金等の減額請求などは、指定工事店しかできない地域もあるので要注意。まずは水道局に詳しく話を聞いてみるのがいいでしょう。

 

 

水道局指定工事店とは?

 

 

水漏れなどによる水道代の増額を減額させるには、ほとんどの地域で水道局指定工事店を通して申し立てる事としています。なぜ、水道局指定工事店を通してでないといけないのでしょうか?

 

各地域の上下水道は、各自治体の水道局や水道課が管理しています。なんらかの目的で水道工事をおこなう際には、その地域の水道管理をしている自治体が指定する水道局指定工事店に依頼しなければいけません。これは、水道法によって定められている決まりでもあります。

 

もしも、水道局指定工事店いあ着の業者に依頼し、なんらかの施工をおこなってしまったら…最悪、法律に違反したとして水道の給水が止められることもあるのです。こうしたペナルティについては各自治体によって設定されているので、先に述べた給水停止はすべての地域に適用されるかはわかりません。

 

ちなみに、指定工事店になるには、専属の水道設備責任技術者が在籍し、水道設備工事施工の必要な機材を保有していることが必要条件となります。水道屋さんはもちろんですが、設備関連の会社で正規の認可企業から登録されます。おおくの登録会社が、10人以下の社員といった、意外と規模が小さい傾向にあります。あまり目立たない職業ではありますが、水道行政には欠かせない仕事なのです。もしもの事を考えて、近くの指定工事店を調べておくと安心ですね。

水道代未払い危機を避けるための節水術

節水の意識を高めて支払いを楽に

 

 

飲み水だけでなく、水は生活のさまざまなところで使われています。お風呂、シャワー、トイレ、洗濯、洗顔、歯磨き…と、1日に1人が使う水の量は約220リットルといわれているほど。220リットルといえば、2リットル入りのペットボトルが110本!形にしてみるとかなりの量となります。ちなみに、どこに一番水を多く使うかというとトイレ。次いでお風呂に、料理…と続きます。お風呂はわかりますが、トイレで一番多く使っていたなんてちょっと驚き。ただ、日中家に誰もいない事が多い場合は、お風呂の方が割合としては多くなるかもしれませんね。

 

トイレの節水術としては、その流し方にあります。「大」と「小」とありますが、前者では1回流すのに13リットルもの水を使用します。2リットルベットボトルでは6.5本分!最新のトイレは節水機能が優れているので、もう少し少なくて済むかもしれませんが、やはり「小」よりも「大」の方が使用する水の量は多くなります。この使い分けをするだけでも、節水効果が期待できそうですね。

 

また、次に水の使用量が大いお風呂ですが、これはお風呂で使う水の節水とお風呂で使った水の活用とあります。シャワーは1分間に12リットルの水を使用しますので、体や頭を洗っているときも出しっぱなしにしている人はとんでもない量を無駄に消費していることになります。使わない時は止めるのはもちろん、節水効果のあるシャワーヘッドに変えてもいいですね。そして、お風呂で使った残り湯は、洗濯する際に再利用するといった使い道もあります。

 

小さいけれども、節水をおこなう事で請求される水道代が少なくなり、支払も少しは楽になります。日頃、支払が厳しいな…と実感しているところがあったら、支払いが滞らないように、節水を意識した使い方をしてみましょう。

 

 

使用量・使用料金を把握しておく

 

 

水道料金については、インターネットで確認できるようにシステムが整備されてきています。東京都水道局では「東京水道マイネット」、神奈川県横浜市では「インターネット料金照会サービス」と、最新の請求額だけでなく過去の請求額、さらには水道使用量がわかるようにされているので、1年間といった長い目でみた平均値を自分なりに把握することができます。

 

ちなみに、水道料金は「(基本料金 + 従量料金)×1.08(消費税率)」といった計算式で算出されます。地域によってはメーター使用料(量水器使用料)で請求する場合もあります。量水器使用料で徴収されていない場合は、基本料金に経費が入っていることが考えられます。いずれにしろ、自分の家はどちらなのか…知っておくといいですね。